支える
本日はヨガと身体操法の講習会。
いつも来て頂いているご夫婦と、稽古。
いつも身体の状態や気付きをご報告して下さり、こちらも嬉しいです。
ヨガでは準備運動で身体をほぐし、今回は自分の身体を支えるという事を軸にやっていきました。少しお疲れの様子でしたが、自分の身体を支える事が決して筋力的なものだけでなく、バランスや感覚的にしっくりくる位置、腕だけでなく身体全体で支える事、肚、それらを少しでも感じて頂けたらと思います。
前に、クラスに参加した際にヨガの先生が話して下さいました。ジムなどで身体をムキムキに鍛えてる方はダンベルなどは軽々と持ち上げるけれど、自分の体重を支えたり、ヨガのようなポーズをやるのは難しい、と。自分の身体を色んな局面から支えるって意外と難しいものです。だからやり甲斐があるのだけれど。
ちょっとずつコツが分かってくると、あぁ無駄に力が入ってたなぁとよくわかります。
この支えるという事は、武術的な身体の使い方とかなり密接に関係していると勝手に思っています(笑)
支えるという事は、それ以上腕が無闇に参加しない状態になっている。そこではじめて体幹や脚が活きてくる。何気なく出した手も、腕自体がそれ以上の出力を持ってしまうと、体幹部や脚が存分に活かせなくなってくる。腕の状態も、さらに細かく見ていくと様々あるが、支える感覚は1つの指標となると思う。現時点では。上手く折り合いをつける。
そして、身体操法ではこれに関連した内容を様々な動きを通して検証していきました。また脚をよく使う事に話しは変わっていき、股関節のたたみと足裏の引き上げによる動きも検証していきました。どうしても蹴る癖があると、瞬間的な動きの時に飛び上がる感じがありますが、足裏の引き上げでストンと身体全体が一瞬で沈み込むと、段々と蹴らない動きになってきます。普段の動きをまた違った視点で見ていくと新たな発見がありますし、何と言っても面白いです。自分の身体だから何よりも実感がありますし。
私としても、足裏の引き上げについて気付きがありました。
本日もありがとうございました。
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