手の話

指や手の強さは前々から感じていた。



先日、師匠のヨガクラスに参加して、親指は意志の強さと関係していると伺った。



なるほど。




確かに親指を感じてみると視界がハッキリする。これは親指が他の4指とは独立して存在している事と関係しているからだと思う。役割も違うし、意志がないと親指を全うできないのかも知れない。




また、親指は脳との関連も深い。頭の中がごちゃごちゃしていると選択肢が無駄に増えて混乱をきたしやがて執着になっていく。意志がハッキリすればやる事が見えてきて脳がスッキリしてくる。





今まで小指サイドをよく観ていたけど、やはり親指も大事。これが良い=あれが悪いではない。ヨガでも善悪の判断ではなく、そこに気付き受け入れると言うが、それを体験を通して納得できたので良かった。






指全体に目を通すと、指も強い力を持っている。






ところが、これが掌になると途端に弱くなる。指は独自性もあるが、掌はどちらかというと協調性。繋がると途端に強くなる。




掌はみんなの集いの場という感じ。




主張すると弱く、主張をやめ広場の役割を果たすと皆が集まってくる。





手の甲は掌の働きによって目覚めていく。




甲と掌は陰陽の関係。陽である甲には陰である掌が働いてはじめてその良さが活きる。





手と一言に言っても、様々な表情があり面白い。