3月に入ってから甲野先生と何回か稽古させて頂く機会があり、とても実りのある時間を過ごしました。その中で、甲野先生から「松聲館技法研究員」と名乗っても良いと仰って下さりました。この名に恥じぬように更に身体と心の探求を深めて行きたいと思います。
ここで少し昔話を。
甲野先生にお会いしたのは2007年。ひょんな事から甲野先生を知りました。その時に確か、養老孟司先生との共著「古武術の発見」を読んだような気がします。
それから、ものの考え方や生き方に興味を持ち、先生のDVDなどを見ながら会ってみたいなぁと友達にボヤいていたのを思い出します(笑)
子供の頃から武術には興味があり、ジャッキー、サモハン、ユンピョウはドンピシャでした。そして中学生の時に見たジェットリーの「ワンスアポンアタイムインチャイナ」はかなり衝撃を受けた作品でした。高校の時に、おそらく全校生徒の中でも私しか持ってないこの作品のDVDを、クラスの男子に貸しまくっていた位の衝撃具合でした。しかし、内気でシャイな性格なために、どうしても武道系の集団稽古や合宿といったものに抵抗がありました。その為に甲野先生の所へ行くまでは独学で稽古したりしていました。そして当然のごとく甲野先生の講習会も行こうかどうかずーっと迷っていました。そんな時に周りの勧めもあり、迷った挙句に行く決断をしました。この決断がなければ、今の自分はまずありません。そして講習会に参加して衝撃を受けて、それからは定期的に通うようになりました。
先生の稽古会や講習会は全国各地で行われていて、武道系の方だけでなく様々なジャンルの方が参加されています。不思議だけど、とても面白いと素直に思える講習会だと思います。それから9年。早いのか遅いのか分かりませんが、先生と会ったのが縁で、新たな出会いが沢山ありました。今、指導させて頂いている卓球スクールの方達もそれが縁ですし、剣術家の金山さんとも稽古仲間です。ヨガも大目に見ればそうです。他にも多くあります。
計り知れない学びと気付きと縁を頂き、先生に感謝をしつつ、これからの活動の場を広げる為に「松聲館技法研究員」を名乗らせて頂きたいと思いました。
0コメント