第4回杖術で身体感覚を拓く終了

本日は第4回目の杖術で身体感覚を拓くと身体操法探究会がありました。



観測史上初の6月で梅雨明けし、夏を感じながらの会は終始汗だくでしたが、真剣に楽しみながら会は進んで行きました。



杖術会では、皆さん一人一人が集中して己と向き合い、杖(じょう)を通して己の感覚を深めていきました。基本的な動きから始まり、対人で息を合わせる稽古や新たな感覚を練る動き、慣れてきたらゆっくり丁寧に動く事等を行なっていきました。今日の様な日は汗の影響で杖が滑りにくくなって扱いにくいですが、それも稽古と受け取ってやると手の内の工夫も生まれてきます。それぞれのペースで進めていき、分からないーと言いながらも、身体はしっかり動けているのが見ていて面白かったです。身体に聴く、ですね。



身体操法探究会では、こちらは対照的に終始笑顔が溢れて、え?なんで?と言った不思議と触れ合う空間になった様です。今までの考え方や動きの概念を見直してもらい、こういう動き方や考え方があったのかと喜んで頂けました。動きや考え方をお伝えして、実践となると皆さん楽しみながらも真剣に集中してやっていて、その場その場で動きの研究が始まり、あーでもないこーでもないと工夫しあっていました。この風景は私にとってはある種の理想的な場の空間です。最近は、私自身にとって動きの元となる様な原理が生まれ、講習会の折にお伝えして実践してもらいますが、殆どの方にすぐにそれなりの効果があり実感しています。
途中の休憩の時に面白い動きがありましたので、youtubeに載せました。「ニュートンのゆりかご」と命名しましたが、機会があれば他のところでもやってみたいですね。



暑い中3時間の講習でしたが、あっという間に終わってしまった感があります。その後は懇親会で、色々とお話ができました。


今後も身体を通しての欣び、楽しみ、学びをお伝えしていけたらと思います。


ご参加下さった皆様、本日はありがとうございました!


次回は7/28(土)13:10〜14:40を予定しています!皆様のご参加お待ちしております!