脚は本当に使えているか、肩甲骨は本当に使えているか

最近、開催している講習会でよく話をする事は、脚は本当に使えているか、肩甲骨は本当に使えているか、という事。



ただ単純に使うと使えているでは少しニュアンスが違う。



例えば歩いてる時でも脚を使っている。
これも何となく歩いていると使うに入る。ここでは脚を使うというよりも足を使う意味合いが強い。



股関節周りや肚、そういった所を使えてはじめて脚を使えていると言える。



筋力だけの動きではなく、骨からの動き。



肩甲骨も似たような事が言える。
肩甲骨は誰でも多少は動くが、それがただ単純に動くのと腕との連動性を通して肩甲骨が動くのとではかなりの違いがある。



私自身、昔に肩甲骨が動けばいいのかと思い、ひたすら肩甲骨だけを動かしていた時期がある。確かに、肩甲骨周辺の筋肉が柔らかくなり可動域も広くなったが、そこから腕や体幹部との連動性は生まれてこなかった。今思えば、この連動性を意識して肩甲骨を動かすという事をやっておけばかなり違ってきたなと思う。



よく肩甲骨を触って頂いて動かすと気持ち悪いと言われる(笑)これはもうどこに行っても共通でネタにさえなっているが、その位肩甲骨は動かないだろうという一般的認識が強いのも見てとれる。



また昨日のカルチャーの時に「ただ肩甲骨動かしてエクササイズ的にやろうとしないで、感覚を養うように腕との連動性を感じながらやってみて下さい。」という話が自然と出たが、エクササイズ的にやろうとするとそこのみに焦点が当たってしまいやすくなり、連動性が感じられなくなる。やはりここでも身体を観ていかなければならない。



今まで使い慣れている所を積極的に使わなくしていき、全然使う感覚なんてないよっていう所を積極的に使っていく(使っていこうとすると)と新たな身体感覚が出てきて面白い。



これは、最近特に強く実感するので色々な所で話をしている。





というわけで、肩甲骨をどう使えるか、脚や股関節部をどう使えるかを検証したり稽古したりしているので(他にも色々とありますが)、興味があればどの講習会でもご参加下さい。



旅する身体

身体と心の探究