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この間HHCは転機の時に行く事が多いと書いたが、やはりそうだった。
その時の内容は普段とは少し違っていてアーサナを連続的にやっていく流れだった。
その中で気がついた事は、全力でやると力みではなく張力になってくるという事。
当たり前の事かもしれないが、一般的に力むとは縮む事であり、張りとは伸びる事。以前からテーマでもあった収縮系と伸展系の動きに対してまた1つ実感があった。
張力を上手く使うと、身体の中で釣り合いが取れる。武術でもこの釣り合いが重要な要素の1つ。押し込んで行くとただの力みとなってしまうし、伸び過ぎると自分の空間、範囲から出てしまう。
ヨガはそういった武術の身体技法についてのヒントを多くくれる。その時のHHCで先生とお話しして出た言葉が「私の中ではヨガと武術は共に補い合っているんです。」だった。
身体的なアプローチでも精神的なアプローチでも助けられている。
武術でもヨガでも気にしない事は大事な事の1つ。その状態に気付いていて気にしない。雑音があっても自分を観ていける。そういった点では、たまに武術の稽古をやっているのかヨガの稽古をやっているのか分からなくなる。どちらでもいいんだけど(笑)
大事なのは少しでも自分を高めていくこと。そしてそれに気付けること。
楽しみながら。
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