去年は肘に関しての気付きと、紙風船からの展開で接点を面で捉える事が大きな気付きだった。接点については拮抗、釣り合い、支え合いなどがキーワードとなる。
新年に入って出てきた気になるポイントは腰、脚。そして重さが乗るという事。
腰脚についての重要性はもちろん感じているが、改めて見直してみるとまだまだ粗い。膝から下にかけての密度は以前気付いた踝から花が開く感覚、踝蓮(かれん)のお陰で少し濃くなったが、膝から腰あたりにかけてはまだ抜けている感がある。
腰が抜けていると文字通り腰抜けになってしまうから、腰を入れて本腰としなければ肚が据わらない。
初詣の際に着物で出かけていったが、帯のお陰で腰が締まり、肚の感覚をいつも気付かせてくれる。肚はそこにあるよと。呼吸をしても帯が締まっているのでいい意味での反発がある。反発があると呼吸もだんだんと深くなっていく。残念だったのは、途中着物姿を見なかった事。初詣なので何人かはいるかなと思いきやゼロ。山の中腹にある神社でケーブルカーがあり、そこで交通整理をしているおじさんに「着物いいね!俺も今度着よう!」と関心を持ってもらった位だ。ただ、着物を着ていても何にも違和感もなければ人目も気にならない。なんと着心地の良い事か。歩いていてもいつもと違うところを使っている感覚があり、これまた面白い。下駄を履いていると身体が纏まる様な感覚で安心感がある。
と、初詣の着物話はこれくらいにして、腰肚を改めて感じたのは着物を着たからなのだと思う。
去年は結果的に接点を中心に観ていったので末端の感覚。今年は中心である腰肚の感覚から着目していきたい。
そして、重さが乗る。
これについてももう少し研究してみたい。
中心の重さを末端に繋げていく。
重さを乗せると無駄な力みが出るような感じなので、重さが乗る状態を工夫してみる。
アーチ型の橋の強度、ストーンバランシング、お城の石垣と言ったものには重さが上手く乗る秘密があり参考になると思う。
重さが上手く乗るには硬い石(意思)が必要ですね。
・・・。
0コメント