雨の空間

先日は、甲野先生のワークショップにアシスタントとして参加させて頂きました。



会場は外で、しかも生憎の雨。どうなる事かと思いましたが、先生が日頃から言われている「武術とは対応の術」を間近で学ばせて頂いた様でした。



限られた空間の中でも、ちょっとした工夫でやれる事がある。そしてその空間を広げていけば輪ができる。先生の講座や稽古会をアシスタントとしての立場から観ると、その空間作りの妙に感じ入ってしまいます。いつのまにか周りの方々も見入っている。実際に体験してもらい、笑ってしまう。



初めて講習会に参加した時からその面白さ不思議さに夢中になり、はや10年が過ぎました。この身体感覚の面白さは、年齢性別関係ないので、いつからでも面白さに気付けば生き方に直結してくると思っています。



 
先生の動きを観ていると、身体が考え出しているのが分かります。どういう感覚で動いているのだろう?あの辺はこんな感覚なのかなと。それから帰りの電車でも、周りの人に分からないように微妙に身体を動かしたりしながら感覚を観ていきます(笑)。



それを面白いと感じるか変なのと感じるのかは人それぞれですが、面白そうなだなと感じる方は是非一度甲野先生の講習会に行かれる事をお勧めします。



もちろん私のところでも講習会はやっておりますので、気になる方はご参加頂ければと思います。