前提の身体

今日はセミプライベートのお稽古。


月に一度で、前回から大きく変わりましたとご報告を頂く。施術でも「なんかいつもと違うね」と言われたそうです。また、肩周りがスッキリして、無駄な力みが少し抜けてきたとも仰って下さいました。


鍛える以前の前提の身体を育てていく。
どこに感覚を向けて動くか、そもそもいつもの自分はどう動いているのか、という当たり前にちょっと目を向けてみるところから始めました。



初めてご参加された方も大いに面白がってもらい、自身の感覚もお伝えして下さいました。



終わった後も、「先生は感覚の部分をお伝えして下さるからお願いしています。」と、有難い言葉を頂きました。



知識が満たされる今では、身体感覚との齟齬が生じやすいです。以前は身体言語がよく言われていました。
「腰を据える」、「腹を割る」、「骨を掴む」、「腕がなる」、「腑に落ちる」と挙げればキリがありません。



こういった身体言語を実感を持って使えているかは怪しいです。



私は「纏まる身体」と表現する事がありますが、セミプライベートではそんな纏まる身体も実感してもらいました。



動きの質が上がれば、自ずと体の各部が蠢き動き出します。日常でもそのまま動きが見直されちょっとした時にも活かされます。


まず身体に目を向けてみる、耳を傾けてみる、感じてみる。


身体はその瞬間から変化に気付かせてくれる。



個人稽古やセミプライベートも随時受け付けております。気になる方はお気軽にご連絡下さいね。