2024.04.25 02:00旅する身体とは身体感覚を育てる場。身体感覚を育む事で、身体を嫌な対象から好奇心の対象へ。身体というのは一番身近にあるにも関わらず、その存在は遠く感じている人が多いように思います。どこか他人事。まるで頭で体を管理しているような。周りを見ると、「毎日の健康の為の運動」、「一日〇回するだけで体が変わる」など耳当たりの良い言葉を聞く事がよくあります。健康の為に意識を変えて何かに取り組む事はとても大事です。しかし、それでは身体が嫌な対象という根本的な部分は変わりません。裏を返せば不健康になるから身体を管理して健康を維持していないといけない。そうなってしまうと身体という存在は積極性を失い、常に受け身となってしまいます。子供の頃の学校の勉強を例にとると、つまらない授業の内容は大体...