ご感想

稽古やワークショップを通して頂いたご感想を載せています。

※個人の感想です。

※掲載許可を頂いています。


横田南嶺老師 臨済宗円覚寺派管長 


オブラート1枚を挟む感覚を教わって

驚くほどの変化がありました。

習っていた時には、なんとなく、こんなものかなという感じだったのですが、

終わって境内を歩くときの足の感覚がまず違っていました。

ブッダの伝記に、ブッダはガンジス川の水面をあたかも陸のように歩いたという記述があるのですが、

そんな感覚です。

なにか地面の抵抗もなく、すーっとすべるように軽く歩けるのです。

また部屋で杖を持って復習しようとすると、杖の重さを全く感じません。

全く自分の手となったような感じなのでした。

これは驚きでありました。

以来、手を合わせても、オブラート1枚を挟む感覚を意識し、

時には壁に手をはわせながら、オブラート1枚を挟む感覚を意識するようにしています。

手のひらをそのように意識するだけで、身体全体が変化するのを感じています。

いつも年末年始は、行事が多く、くたくたヘトヘトになっているのですが、

今年は何故か身体が軽やかな状態が続いているのです。

この接触の感覚はすごいと実感しています。

坐禅の時の手の組み方もオブラート1枚を挟む感覚を持つと、それで身体全体が調うのであります。

誰に対してもこれだけ鮮明に伝わるのかどうかは分かりませんが〜中略〜

これは六十年の人生で特筆するほどの変化であります。


平伏の身体観をお伝えしたときのご感想。



麻子さん シンガーソングライター 


古武術がベースで、先生が日々研究されている腕や脚の使い方を教えていただきました。

紙風船を手に持つことで、手先や肩の力みが取れて全身がリラックスできるワークがとても気に入りました!ちょっと腰痛が出かけていたけど、このワークにより自力で調整。笑

最後には道具の使い方として、ギターの弾き方を観ていただきました。日々、どうしてもギターを楽しく弾けなくて、これ以上上手くなるのは無理なんじゃないかと思っていたけど、先生のやり方で楽器を構えると、過去最高に気持ちよく指板に指が吸いついて衝撃的に弾きやすくなりました!



T.Mさん アロマセラピスト


井上先生の会ってどの会に参加しても、

変な内輪感とか無くてフラットで風通し良いですよね😊

今日のヨガも気持ちの良い空気感の中

呼吸とともに伸ばしたり広げたり細部に意識を向けたり…^^

身体の余韻を味わう時間がたまらなく気持ち良かったです。窓から山を眺めながら、大袈裟かもしれませんが、山と身体が同調して、深くリラックスできたように思います。



「箱根旧街道を歩く」のご感想。


「自分を信頼できる」

🌿自分のペースでしか進めない

🌿自分のペースでならば進んでいける

🌿余計な力が抜けていく

そんな体感を大事にこの5月を過ごしてきました。

そのきっかけとなったのは、5月連休明けに参加した

「箱根旧街道を歩く」

徒歩で峠を越えて、箱根神社参拝に行ってきました。

裸足で石畳を歩いたことと、教えていただいた肚に循環する歩き方のおかげで、本来の私のペースを知ることができましたし、安心が生まれました。

裸足だと、靴と違って無理が効かず、自分のペースでしか歩きようがなく、全く誤魔化しがきかないもの。

仕事中に、平坦な床を歩き回っているけれど、この歩き方をすることで、全身の余計な強張りが抜けていて、身体が楽に感じる。

裸足で足裏を地面に接地して、まさに一歩一歩に意識を向けて歩んでいくその感覚は、不思議なほど安心できるものでした。

それは、自分の身体に、自分への信頼が「宿る」ような感覚でした。

「自分を信じられる」

峠を越えた先に鎮座する箱根神社では、力強さと安定感を目の前にして、はぁぁぁと大きなため息がでるほどの力をいただいて、湖畔でぼーっと過ごす時間も、とてもよく

お仕事が楽しいし好きとキラキラとした笑顔で語られるお顔に出会えたこと

帰りに立ち寄った温泉郷は、バスでまさに歩いてきた峠を下っていったのですが、こんな急坂と長い距離を歩けたという感動を共有できたこと

旅は道連れよは情けとは、まさにこの日のためにある言葉と思えるほどに

みなさんと体験を共有したこの日は、私にとっての信頼を取り戻し、前に踏み出す転換の日となりました。

ありがとうございました。