スポーツカーがある。それは飛び抜けて速い。けれど、普通の主婦がそのスポーツカーを乗っていても、公道では法定速度を守って乗っている。そうなると、スポーツカー本来のポテンシャルは出せない。高速道路(法定速度は守りましょう)やレース場に行って初めてそのポテンシャルが活きてくる。でも公道でも走れる。
身体も似ている。
もともと備わったポテンシャルに気付いていないだけで、そこに気がつくと動きがどんどん変わってくる。気付いた瞬間に変わる。普段は「法定速度」という先入観で、自分のポテンシャルに気が付いていない。しかし身体には法定速度はない(笑)。法定速度はなく存分に使えるのだと気付くと、その瞬間に変わる。
身体にはそういう側面がある。
感覚を掴む、コツを掴むとよく言われるが、漠然と捉えていた身体をよく観ていくと、ここにはこんなポテンシャルもあったのかと気付ける。それは感覚を捉えていく事。でも普段は捉われている。
どうせ〜だからというのは捉われている。
あれ、これは〜かなというのは捉えている。
この考え方の違いでも大きく変わってくる。
私は後者の態度で臨みたい。
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