明日は杖術と身体操法明日は第4回目の杖術と身体操法があります。どちらかの参加でも、両方参加でも大丈夫です。気になる方やピンときた方は是非〜。以下詳細です!杖は一見するとただの棒ですが、そのシンプルな見た目とは裏腹に多くの可能性を秘めた道具だと感じています。部分と全体の連動性を高めてくれて、手の形や表情を変えていく事で脳への刺激にもなります。杖って面白いですよというのをご紹介できればと思います。今まで何か所かで杖はやってきましたが、皆さんハマっていました。杖って何!?ちょっと興味あるかもという方から、身体操作を研究、稽古されている方までご参加お待ちしています。ゆっくり丁寧に行っていきますので、初心者の方でも安心してお越し下さい。杖に慣れるのと手や足の動きを丁寧に観ていきます。参加される方に合わせて進めていきます。杖の後は身体操法もありますのでこちらも奮ってご参加ください!遊ぶ感覚で杖を使っていって、楽しみながら感覚を深めていけたらと思います。今まで杖術を体験された方からは、・今までにないくらい肩甲骨周りを使った・手の形、足の位置のバリエーションが多いので脳トレになる・動きは激しくないけれど、身体は練れてよく眠れそう・スポーツをやる時に道具を持つ感覚が変わった・とにかく楽しい・ストレス発散になる等の感想を頂きました。この日は杖術の後も場所を借りられたので、そのまま身体操法探究会として研究稽古していきます。内容は、身体の使い方から体術、スポーツや介護に応用した動き等々、幅広く行っていけたらと考えています。杖術と合わせてご参加頂くと、身体の使い方や考え方等が深まると思います。連続参加の方は割引があります。開催日:6月30日(土)場所:厚木市東町スポーツセンター 第1武道場たたみ 小田急線本厚木駅から徒歩圏内(会場は借りているだけですので、問合せしないでください)杖術で身体感覚を拓く時間:13:10~14:4013時開場です。参加費:2500円※杖の貸し出しが少数ですがありますので、必要な方は申し込み時に仰ってください。数に限りがありますので、お早めに!(お持ちの方は出来るだけご持参ください)身体操法探究会時間:15:00~16:30参加費:2500円続けてご参加の場合は割引で4000円となります。※出来るだけお釣りの出ないようにお願いします。2018.06.29 03:56
静岡へ昨日は静岡へ。静岡で活動されている身体革命の曽根彰さんと交流稽古&プチ講習会をしてきました。片道3時間弱でしたが、なんだか近所へふらーっと行く感覚で不思議でした。そんなに遠い感じがしない。静岡の中心街へ降り立ったのは初めてで、美味くて安い海鮮丼を頂いて、城跡を歩いて会場へ向かいました。稽古とプチ講習会の間には静岡おでんも頂き、何気に静岡を満喫しました。交流稽古とプチ講習会は引き出されるものが多くあり、参加された方にも喜んで頂けてこちらもとても嬉しかったです。今日は踝の中から蓮の花が開いていく感覚や、身体の分化、何気ない動きや空間を変えてみる、感応等々と色々とお話を交えながら稽古していきました。加えて、武術の身体の使い方、武術やヨガに共通する考え方、発想等もお伝えさせて頂きました。普段体験した事のない動きを体験すると、人は笑ってしまうようですね。帰宅まで丸一日使いましたが半日くらいしか経っていない感じがして、楽しかったんだなと思います。曽根さん、本日は大変お世話になりました!また機会があれば是非よろしくお願い致します!写真を少し載せます。2018.06.28 01:58
2018年7月のスケジュール2018年7月のスケジュールです!※他の講習日程は分かり次第追記します。Googleカレンダーからも日程をご覧になれます。1日(日)武術を活かす 時間13:00〜14:30瑜伽時間14:45〜16:158日(日)武術を活かす 時間13:00〜14:30瑜伽時間14:45〜16:1510日(火)瑜伽(初心者歓迎クラス)時間11:00〜12:00瑜伽(初心者歓迎クラス)時間19:30〜21:0012日(木)武術を活かす 一部時間:18:30〜19:30武術を活かす 二部時間:19:45〜21:1513日(金)瑜伽(初心者歓迎クラス)時間11:00〜12:00瑜伽時間19:30〜21:0015日(日)武術を活かす 時間13:00〜14:30瑜伽時間14:45〜16:1517日(火)瑜伽(初心者歓迎クラス)時間11:00〜12:00瑜伽(初心者歓迎クラス)時間19:30〜21:0019日(木)武術を活かす 一部時間:18:30〜19:30武術を活かす 二部時間:19:45〜21:1522日(日)武術を活かす 時間13:00〜14:30瑜伽時間14:45〜16:1524日(火)瑜伽(初心者歓迎クラス)時間11:00〜12:00瑜伽(初心者歓迎クラス)時間19:30〜21:0026日(木)武術を活かす 一部時間:18:30〜19:30武術を活かす 二部時間:19:45〜21:1527日(金)瑜伽時間19:30〜21:0029日(日)武術を活かす 時間13:00〜14:30瑜伽時間14:45〜16:1531日(火)瑜伽(初心者歓迎クラス)時間11:00〜12:00瑜伽(初心者歓迎クラス)時間19:30〜21:00※場所と参加費上記の会場は雲山稽古場(道場)です。参加費は1時間講習が2000円、1時間30分講習が2500円です。夜の武術を活かすは一部、二部連続ご参加で4000円。日曜日の武術を活かすと瑜伽も連続参加で4000円となります。※定員4名ヨガマットレンタル200円(お申し込みの時にヨガマットレンタル希望とお書きください)動きやすい服装でご参加下さい。※イベント杖術(じょうじゅつ)で身体感覚を拓く杖は一見するとただの棒ですが、そのシンプルな見た目とは裏腹に多くの可能性を秘めた道具だと感じています。部分と全体の連動性を高めてくれて、手の形や表情を変えていく事で脳への刺激にもなります。杖って面白いですよというのをご紹介できればと思います。今まで何か所かで杖はやってきましたが、皆さんハマっていました。杖って何!?ちょっと興味あるかもという方から、身体操作を研究、稽古されている方までご参加お待ちしています。ゆっくり丁寧に行っていきますので、初心者の方でも安心してお越し下さい。今まで杖術を体験された方からは、・今までにないくらい肩甲骨周りを使った・手の形、足の位置のバリエーションが多いので脳トレになる・動きは激しくないけれど、身体は練れてよく眠れそう・スポーツをやる時に道具を持つ感覚が変わった・とにかく楽しい・ストレス発散になる等の感想を頂きました。開催日:7月28日(土)場所:厚木市東町スポーツセンター 第1武道場たたみ 小田急線本厚木駅から徒歩圏内(会場は借りているだけですので、問合せしないでください)時間:13:10~14:4013時開場です。参加費:2500円※杖の貸し出しが少数ですがありますので、必要な方は申し込み時に仰ってください。(お持ちの方は出来るだけご持参ください)※こちらはイベントですので、初回体験対象外です。お申込み、ご質問はお問い合わせフォーム、またはメールにて受付致します。 件名に希望日と講習の名前を記入し、本文に名前と緊急連絡先を記入の上、tabisurukarada@gmail.comまでお願い致します。初回体験参加の方は件名に上記の内容に加え、「体験参加希望」と書いて下さい。2018.06.22 10:15
柔術を通じて昨日は、ブラジリアン柔術をやられているY氏との個人稽古がありました。以前は私の稽古場で稽古していたのですが、あまりドタバタできない事情なのでお伺いして稽古しました。Y氏のご要望に応えつつも、力みを抜く事や身体の各部が癒着せずに連携して動いていく事、接触部の工夫や自分と相手の関係性についてもお話し致しました。Y氏は柔軟な発想の方で、古武術の身体操法をブラジリアン柔術に取り入れようとこれまでも何度か稽古に来てくださっています。そして、お伝えしたものを解釈して工夫し、実践で試して、有効なものを自身が代表を務めるブラジリアン柔術の道場生へお伝えして、実際に生徒さんの動きも変わってきたとご報告を受けています。とても有り難い事です。私はブラジリアン柔術においては門外漢ですが、その分新たな視点で着目できますので、Y氏もその発想は無かったとよく仰っています。ブラジリアン柔術は特に接触が多いので、その点に関しては古武術的な身体の使い方に加え、リラクゼーションの施術での相手との触れ方等が大いに活かせました。その辺りは私にとって大きな気付きでもあり、毎回学ばせて頂くことも多いです。Y氏には「先生は柔術やった方がいいですよ!」と冗談交じりですが仰って下さいました。そして、こういった門外漢でもそれなりにお伝えできるものがあるのは、甲野善紀先生から学ばせて頂いた、数え切れないほどの身体と心に対する工夫や智恵という恩恵があるからです。枠に囚われない発想や身体の使い方、心の在り方、その生き方を観て人生が変わりました。本当に先生には感謝しかありません。その御縁がなければ、ブラジリアン柔術というものにも触れる事はなかったであろうし、そう思うと本当に不思議な感じがします。今、お伝えさせて頂いている事がどこまで応用されていくかは分かりませんが、より有効な動きをお伝え出来るように精進し、出来る事は精一杯やらせて頂きます。写真を何枚か。2018.06.22 04:00
子どもから学ぶ先日、姪っ子(4歳)と甥っ子(2歳)と遊ばせてもらったが、よく動き回ってはしゃいで楽しかった。言葉も分かるので、ちゃんと伝えるとちゃんと伝わる。姪っ子はお姉ちゃんだからかは分からないが、甥っ子の事をかなり気にかけながら遊んでいたのが印象的だった。そして甥っ子も2歳だが、そこ危ないよ、とかお母さんのところへ行こうかと言うとちゃんと聞いて一緒に行く。外で食事をしてはしゃいでいた時に、甥っ子が椅子と椅子の間に手をついて体操の吊り輪で支えているような状態でいたのには驚いた。ポテンシャルの高さが凄い!しかし、そこから落ちた時に頬をぶつけてしまい泣き出した。こっちへおいでと呼んで、椅子に座っている私の腿に乗せて、甥っ子の顔を正面に見ながら両手を頬に包み込むように当てて手当てをした。最初はわんわん泣いていた甥っ子が、だんだんと泣き止んできた。ここだ!と思ってぶつけた頬を大げさにさすりながら、痛いの痛いの飛んでいけーで自分の口の中に「痛み」を入れてムシャムシャ食べる振りをした。そうしたら甥っ子は笑い出して、またはしゃいでいた。多分手を当てていたままだったら、泣き止みはしたが機嫌は悪かっただろう。最近は子供と接する機会がちょくちょくあるが、よく観ていると「間」と「場の雰囲気」によく感応しているのが分かる。ある時に何人か子ども同士で遊んでいて、1人の子が転んで頭か顔から地面にぶつかってしまった。その瞬間に周りの子供達は一気にしーんとなり「うわー、すごい転び方しちゃったなー、これは泣いちゃうなー」という「場の雰囲気」が出来上がり、それに加えて少ししーんとした「間」があってから泣き出した。この時のことに関して言えば、この「場の雰囲気」と「間」を上手く使えばこの子は泣かなくて済んだと思う。子供の場合は衝撃でショックが走り(痣ができるほどの怪我や打撲はもちろん泣きますが、ここでは転んだりした時の場合です)、それを周りの環境がそれは痛い!という雰囲気が出来上がり、本人もそうだ、痛いんだ!と認識してそれに答えるように泣き出す場合があるという事。もちろん全部が全部そうではないけれど、そういう時もある。そしてその瞬間を直近で何回か見て体験してしまったので、こういったことを書いている。子どもを観察していると、色んなことが見えてきて本当に学びになる。転んで泣くまでの「間」や、どういう風に興味の方向づけをするか。例えばずーっと同じ場所でゴネていた時に、どう興味を他に持たせられるか。しかも子どもが自発的に動くように。ずーっと同じものに興味を持っていたと思ったら、次の瞬間にはもう他に興味が移っていたりする事も良くある。子どもは自然と言うけれど、大人の思い通りにならないという点では確かにそうだ。しかし、その自然に溶け込んで自分も楽しめるようになっていったらいいな。2018.06.15 13:59
デルターウィント東洋の身体観の中で「上虚下実」という言葉がある。一般的には上半身はリラックスしていて、下半身に力が入って充実している状態などと言われている。これは当然私も知っていて、事ある毎に気にかけていた。ただ、最近は食欲があり、そのせいかみぞおちの辺りが詰まっているのを感じて不快な感じが続いていた。そんな時になかなか寝付けない日があって、ゴロゴロと寝返りを打っていた。こんな事は久しぶりだったので夜がとても長く感じたのである。その時にフト「みぞおちの辺りを内観してみよう」と思って、内観してみた。そうすると、細長い竜巻が胸の辺りまであってクルクルと回っている(よく運動会とかで急に発生する小さな竜巻のような)。さらに集中して観ていくと、竜巻が大きくなって横に広がっていった。それが肋骨の広がりと連動していて、息が今まで入ってきた事が無いような小さな隙間、それこそ細胞1つ1つに入ってきたような感覚があり呼吸が深くなった。そうすると肩周りの力みが抜けてきて、こんなにも自分は力んでいたんだなぁと痛感した。その竜巻の動きと感応するようにみぞおちから上がどんどん広がっていき、喜びが溢れてきた。後で気づいたが、これは中丹田の感覚である。その後、竜巻の動きが上へ大きく広がっていき、解放された状態になり、その瞬間から色々と変化があった。呼吸は変わり、気持ちも変わり、体全身で呼吸してる感じになる。今中丹田の感覚といったが、内観している時にある言葉が強烈に聞こえてきた(やばい人では無いです(^^;;)。それが「デルターウィント」だった。デルターウィント?なんだそれ?と思って、すぐにググってみたが、検索の結果はなし。1日考えて、これは自分が中丹田やみぞおち辺りを感じている竜巻の名称なんだと思える事ができた。丹田というと主に上丹田、下丹田の意識が強いが、中丹田の重要性にも気づいていなかったなとつくづく感じた。今、丹田を書きすぎてゲシュタルト崩壊しているが(笑)、上丹田は集中する時には必要不可欠であり、下丹田は動きの安定には不可欠である。この中丹田は、ある意味でそれらを繋ぐものであると今回実感した。脚、肚が充実して、上半身は広がっていく。最近の気付きである「丹田を独立させる」感覚は、このデルターウィントへ繋がるための布石だった。この日の夜の出来事は、身体を観る事を日常的にしていない方には妄言に聞こえるかもしれない。しかし、身体はその時その瞬間に今の状態を教えてくれる。そして身体が、ではどのようにしていくのかを導いてくれる。頭で考える人には理解しがたい事かもしれないが。「この動き」がいいですよと言われてやっている動きと、動いていて自ずからでた「この動き」では、同じ動きだったとしても中身は全然違うもの。私の場合は後者を研究していきたい。ただ、教わった動きでも自ずからでたような動きになる事がある。これを自分のものにしたと言うのだろう。今後この「デルターウィント」が、どのような影響をもたらすのかを日々生きている事の中で感じていきたい。2018.06.13 00:58
第4回杖術で身体感覚を拓く6月は30日に行います!杖に慣れるのと手や足の動きを丁寧に観ていきます。参加される方に合わせて進めていきます。杖の後は身体操法もありますのでこちらも奮ってご参加ください!杖は一見するとただの棒ですが、そのシンプルな見た目とは裏腹に多くの可能性を秘めた道具だと感じています。部分と全体の連動性を高めてくれて、手の形や表情を変えていく事で脳への刺激にもなります。杖って面白いですよというのをご紹介できればと思います。今まで何か所かで杖はやってきましたが、皆さんハマっていました。杖って何!?ちょっと興味あるかもという方から、身体操作を研究、稽古されている方までご参加お待ちしています。ゆっくり丁寧に行っていきますので、初心者の方でも安心してお越し下さい。遊ぶ感覚で杖を使っていって、楽しみながら感覚を深めていけたらと思います。今まで杖術を体験された方からは、・今までにないくらい肩甲骨周りを使った・手の形、足の位置のバリエーションが多いので脳トレになる・動きは激しくないけれど、身体は練れてよく眠れそう・スポーツをやる時に道具を持つ感覚が変わった・とにかく楽しい・ストレス発散になる等の感想を頂きました。この日は杖術の後も場所を借りられたので、そのまま身体操法探究会として研究稽古していきます。内容は、身体の使い方から体術、スポーツや介護に応用した動き等々、幅広く行っていけたらと考えています。杖術と合わせてご参加頂くと、身体の使い方や考え方等が深まると思います。連続参加の方は割引があります。開催日:6月30日(土)場所:厚木市東町スポーツセンター 第1武道場たたみ 小田急線本厚木駅から徒歩圏内(会場は借りているだけですので、問合せしないでください)杖術で身体感覚を拓く時間:13:10~14:4013時開場です。参加費:2500円※杖の貸し出しが少数ですがありますので、必要な方は申し込み時に仰ってください。数に限りがありますので、お早めに!(お持ちの方は出来るだけご持参ください)身体操法探究会時間:15:00~16:30参加費:2500円続けてご参加の場合は割引で4000円となります。お申し込みはお問い合わせフォームへ、またはメールにて。件名に「6/30 杖術と身体操法(どちらか一方でも可)」と明記して本文に名前、緊急のご連絡先(万が一中止の場合等にのみ使わせて頂きます)、杖の貸し出しの有無を記入の上tabisurukarada@gmail.comまでお願いします。2018.06.08 12:53
水曜日の伊勢原卓球と武術の身体操法本日は伊勢原にて武術的身体操法と卓球の講習でした。この場所でやらせて頂いてからもう6、7年経っていると思います。ひょんな事から卓球の夢想塾さんとご縁ができ、はじめは当時私が住んでいた実家近くの体育館で講習会を初めて行い、その時に来て下さったのが夢想塾のコーチである脇田さんでした。そこから場所を本厚木、伊勢原へと移していき、今は脇田さんのホームである伊勢原が定着しています。武術の技法を卓球に取り入れたい!と、情熱ある方ですので私もとても良いエネルギーを貰いながら講習をさせて頂いております。近年では、杖(じょう)を用いた身体操法を前半に行い、後半は卓球を行います。最近はあまり無理に卓球に関連づけようとはせずに、身体操法で出て来た動きや使い方をこれは使えそうだなと、後半の卓球でやったりもします。本日は初心者の方も来られたので、杖(じょう)の基本的な滑らせる感覚と打ちや突きを中心に行いました。今日梅雨入りしたみたいなので、雨で湿気も多く暑いので皆さん汗をかきながらも集中して動いていきました。そして最後にやった「三先」の動きと、丹田を第三者委員会の様にある種の独立機関として使う事は参加者の方にとっては新鮮だったようで喜んで頂けました。これはまだ研究中なのですが、やはり癒着しすぎると共倒れ、程よい距離感というものが身体の中でもあるようです。そして、卓球に使える杖を取り入れた稽古法は以前にもやった事がありますが、杖を後ろで挟んでそのまま素振りをするというものです。これは、普段上半身を使いがちな身体を、脚、特に股関節を使わざるを得ない状況にする方法です。後半の卓球では、この杖を使った稽古法がかなり活かされました。はじめに杖を挟んだ状態で球を打っていって、何球か打ったら今度は杖を外して挟んでいる感覚で打っていく。そうすると驚くほど上半身の力みが上手く取れて股関節から脚の働きが良くなっていました。これは、自分で体験して驚いてしまいました。体験した方も驚かれていたのが印象的でした。本日もありがとうございました!※動画も載せたので、気になる方はご覧下さい!https://youtu.be/No5b6G-gMDsこの伊勢原での身体操法と卓球は、毎月1回水曜日に行なっています。楽しみながらも集中してやっていますので、気になる方は是非ご連絡下さい。その他武術的な身体操法や瑜伽(ヨガ)は本厚木でも行なっています。6月の日程はこちらから。お申込み、ご質問はお問い合わせフォーム、またはメールにて受付致します。 件名に希望日と講習の名前を記入し、本文に名前と緊急連絡先を記入の上、tabisurukarada@gmail.comまでお願い致します。初回体験参加の方は件名に上記の内容に加え、「体験参加希望」と書いて下さい。2018.06.06 09:20
本厚木の稽古場にて本日は本厚木にて、武術を活かすと瑜伽(ヨガ)がありました。参加者は3名で、本厚木の場の広さ的には3名から5名で丁度いい感じがします。武術を活かすの稽古では、最近の気づきである三先の動きとピタッと合う感覚(これも名前をつけねば)、歩法、意識の変え方を稽古していきました。武術的な身体の使い方はいかに身体の無駄な力みを取り、通りを良くするかというのが1つ大事なことと思いますので、やはり稽古ではその辺りが重点になってきます。粗く動くと、部分的な力みが目立ってしまい相手にも読まれやすくなります。初動、そこから動きの繋がりを丁寧に見ていく事で粗が少なく負荷が全身に散るような動きが養われてきます。腕の力が以前に比べて抜けてきたので、三先の動きをお伝えしていますが、それにはやはり腕や肩周りの無駄な力みを取っていく方が先なのかもしれません。この辺は、また稽古法を考えながら進めていきたいと思います。歩法についても脚部の部分的負担ではなく、全体的に均等に負担が散るようにして動くと結果としての丹田辺りが充実してきます。この練る感覚の稽古も今後やっていければと思います。瑜伽(ヨガ)では、初めての方もいらっしゃったので、基本的な説明を行い、そこから準備運動、実践していきました。三密や緊張(統一)と弛緩(放下)の原則。人と比べずに自身の内を観ていく。身体に聴く、対話する。今日は場の雰囲気を見てペアでの修正法等もやっていきました。終わった後の「軽い!」とか「やりやすくなってる!」の言葉は嬉しそうな気持ちとともに発せられているので、こちらも嬉しくなります。最後は太陽礼拝からのくつろぎ。統一と放下。身体の不思議さと面白さが少しでも伝われば、嬉しいです。今週は火曜の昼、夜と木曜の夜は武術を活かす。昼は女性の方や初心者の方でも安心して参加できるクラスです。夜はどなたでも。金曜日の昼は瑜伽(ヨガ)のクラスがあります。少人数〜極少人数制ですので、自分の内を深めていきたい方や大人数での稽古や場が苦手な方にはいいと思います。武術を活かすでは、殆ど激しい動きはありません。瑜伽(ヨガ)も来られた方の様子を見て流れを進めていきます。もし辛いようでしたら遠慮なく休んでしまっても構いません。身体に興味のある方や、単純に面白そうという方もお待ちしております。定員になると締め切ってしまうので、気になる方はお早めに。日程はこちらから。お申込み、ご質問はお問い合わせフォーム、またはメールにて受付致します。 件名に希望日と講習の名前を記入し、本文に名前と緊急連絡先を記入の上、tabisurukarada@gmail.comまでお願い致します。初回体験参加の方は件名に上記の内容に加え、「体験参加希望」と書いて下さい。2018.06.03 11:12
生き方としての武術稽古、そして瑜伽(ヨガ)本日は金山孝之さんとの稽古の日でした。金山さんとの稽古は、確か前回が3月の末だったのでかれこれ2ヶ月過ぎぶりの稽古でした。本厚木の駅でお迎えして、会場である東町スポーツセンターへ。最近はいつもこの流れですが、毎回お会いする度に新鮮な気持ちです。会場に少し早く着き、早速稽古へ。初めは金山さんの最近の気付きを受けさせて頂く。体術に進展があったとの事で、手の形からの体幹との繋がりがより強力になり、以前の感じとまたかなり違っていた。パワー系の動きだが、身体全体が手の形によって纏まり興味深かった。形としては以前甲野先生が少しだけの間やっていた釣り鐘人参という手の形に似ていたが、金山さん独自の進展の結果としての手の形なのでこちらも興味深かった。小太刀の動きも教えて頂いたが、なるほど体術との関連性が実感できる動きだった。金山さんも小太刀と体術の関連性を説かれていたが、それを実感できた。間の詰め方や相手への入り方、体の捌き方、中心の捉え方、手の捉え方、全てが体術との共通性があり、今後わたし自身の稽古でも小太刀の動きを取り入れたいと思った。そして、杖の掴まれた時の対処法や、受け身についても色々と教えて頂いた。特に受け身は、私自身も高齢の方や女性の方にお伝えする機会もあり、どう伝えて良いものか悩んでいたので、金山さんから教えて頂いた受け身の手順というのが非常にわかりやすくかつ安全性もあるというので、早速使わせて下さいと言ってしまった(笑)。そして今回何よりも得たのは、「その状況で来られたら自分はどうするか」という事であった。金山さんが新しい動きを考える際には、以上の事を考えていると身体が自然に考えられ動きが出てくるのだという。今まで私は身体の使い方の精妙さや、自身の身心観を深めていく事でそれが日常生活や生き方に繋がっていき、それが生きている事そのものへの気付きというか、実感に繋がっているものであると感じているために動きの質を高めていく事に重点を置いていたが、今日の稽古で自分はどうするかという事を考えるキッカケを頂いた。もちろん、全く考えていないという訳では無かったが、まだまだ浅い感じがしたのでこれから少しづつではあるが考えていき、実践したい。そして私は、最近の気付きである先の先の先、「三先の動き」と皮膚の感覚、押すのではなく引かれる、ピタッと合う感覚をお伝えした。その中で話していて気がついたのは、動かすのではなく、結果として動くという事。よく体幹部を動かしましょうなどと言われているが、それも自分の我があって動かしていると、何かぎこちない動きになる。もちろん使えるように可動域を広げたり、柔軟性を高めて使える状態にしておくことは大事だが。そういう感覚の前提は確かにある。今の感覚だと三先の動きが出てから身体がその不意打ちに対して動かされる(不意打ちという事に関しては魚影の感覚も入っているのだが)。そうすると自分にとっても自分の動きが不意打ちなので、相手にとっても不意打ちになる。それと三先の動きが出てくると、相手の重心が崩れるのでその崩れた所について行くようにすると相手も倒れていく。これは動きとしてはほんの少しの違いだが、考え方の違いも入ってくる。それが押すか引かれるかという事なのだが、その僅かな違いでも全体の動きは大きく変わってくるからやはり身体と心というものは面白い。これは杖等の得物についても応用できて、金山さんにも驚いて頂けた。何しろこちらの実感がなく、えっそれで本当に威力が出てるの?というくらいで相手が吹っ飛んでいくのだから。金山さんにも試して頂くと、これがかなりの威力で驚いた。また正座で押されないピタっと合う感覚をお伝えしている時に気付いたのは、丹田は独立しているのだという事。これは相手に動かされそうになった時に力んでしまうと、つい丹田にも力みが入りそれによってその重心の核心部が動かされて崩されてしまう。ここで接している面(これから相手に接触しようとする部分)と丹田という重心の核心部を分離独立させながらもこちら側からのアクセスだけにさせると、相手からの力やエネルギーのアクセスがこちらに侵入しようとしてくる時にそれをうまく分断できて、こちらの丹田(重心の移動)のエネルギーの働きだけを上手く相手に伝えられる。これが混ざってしまうと全部がごっちゃになり、自分が不利になった場合に持っていかれやすくなる。今回、金山さんにお伝えしていてそんな事に気付いた。これは、金山さんという話の通りの良く長年共に稽古して生き方で共通、共有するものを持った方でないと出て来なかった気付きだと思う。本当に一回の稽古が何ヶ月分にもなるという事を痛感する。有り難い事である。2時間の稽古は瞬く間に過ぎていき、その後は稽古場で瑜伽(ヨガ)。初めは内の動きをお伝えして準備運動、一連の流れの動き、シャバアーサナをして終わり。ちょっと流れを変えて新鮮でしたと言って頂けた。金山さんは普段も金山流でヨガをおやりになっているそうで、私もなるべく金山さんの感覚を損ねないようにやっていった。ここでは日常を少しだけ忘れて自分の内に深く入っていって自身をただ見つめていって頂ければと思います。その後は、海老名へ移動しいつもの紗ららへ、とはいかず今回は別のお店へ。紗ららは貸し切りになっていたので、次回までのお預けです。この食事と呑みの場というのは私にとって本当に貴重な場。やはり同じ職種?の話や、これからの事、自分の事、周りの事、世の中の事、生き方の事、考え方や思想の事、思っている事、想っている事、それぞれの事、本当に多岐に渡る内容のお話でした。詳細は特にあげませんが、金山さんとお話しさせて頂く事で私の中で断捨離ができ整理されて、倦んでいた心が浄化されていきました。金山さんの言葉1つ1つが身体の芯まで染み渡り、あぁやはりな、あぁ成る程なという事ばかりでした。甘言には気を付けます(笑)そういった意味も含めまして、このたまにの研究稽古は貴重なものとなっております。金山さん、本日もわざわざ本厚木までありがとうございました!また悶々としてきましたら頃合いかと思いますので(笑)お誘いさせて頂きます!それまで精進しておきますので!また次回もよろしくお願いいたします!2018.06.01 16:13
子供と少年本日土曜日は、越谷にて子供とお母さん向けの身体の使い方WSを行いました。子供の学校事情を聞いていると、どうやら「遊ぶ」という環境がどんどんなくなってきているようだ。昔はそれこそ、私達の世代くらいまでは外に遊びに行っていた。私の場合でも小学校の頃は、近所の川で泳いで死にかけたり、竹林の山の上からソリで竹を避けながら滑降したり、チャリで隣町まで片道1時間かけて行ったり、木登りしたり、校庭のフェンスに登って体育小屋の屋根に上がり給食の残りを食べたり、と色々身体を動かす機会はあった(もちろんやっちゃダメなこともやって大目玉を食らったこともある)。子供の遊ぶは全身全霊をかけて取り組んでいるので、そこに集中力や全身の協調した動き、バランス力が自然と養われているのだと思う。体の動きが脳に与える影響も大きい。赤ん坊の時にハイハイをさせる時間が少なくすぐに歩行器で歩かせようとすると、脳にも影響があったりするという事を聞いた事がある。そういった意味も踏まえて、遊ぶという事は大変大事だと思う。遊ぶというとチャラチャラした印象もあるかもしれないが、私としては、全身全霊で集中し、それを体全部で楽しんでいる状態の事を言う。今日の講座は、子供が遊びながら身体が使えるようになるにはを主なテーマで、遊び感覚で色々と動いていきました。色々な動きを通じて感覚を養っていって頂ければ嬉しいです。足指を握ったり、ぶら下がって逆さまになったり、四つん這いになったり、反ったり。半分少年になったようでした。お母さん方にも、日常で活かせる身体の使い方をいくつかご紹介しました。身体がその瞬間に変わると、「えっ!」とか「うそ!」とか驚きの声が上がります。このリアルな感情をライブで聞くのは嬉しいです。自分の身体にはまだまだ開けていない扉が沢山ありますから。その扉を開くキッカケにして頂ければ幸いです。子供が遊びまわる中の講座でカオスな状態でしたが(笑)、その中で自然とハーモニーが生まれてきたような感じがして、なんとも心地よかったです。そして、今日は私自身とても学びになりました。子供の動きを普段マジマジと観察するという事はほとんどないだけに、色々と気付かされる事が多かったです。本日はお呼び頂き、ありがとうございました!ご参加下さった皆様もありがとうございました!また機会があれば、よろしくお願い致します!2018.05.26 17:03
身体の「層」最近の身心に対しての気付きは、「層」を感じるようになった事。この「層」は1層2層とかの層。山の発掘調査での何万年前の貝が出たりするあの地層のような感じだ。しかし、感覚的には地層の様に硬いものではなく、どちらかというと膜に近い感じのもの。ミルフィーユ的な。なら膜でいいじゃないかと思われるが、そうなると柔らかすぎる感じでしっくりこない。この「層」の感覚を辿っていくと、武術の身体技法の皮膚の感覚から来ているような気がする。皮膚の感覚については今年の2月くらいから出てきて、相手と自分の遊びを瞬時に取ってくれる役割がある事に気が付いた。馴染むような。そこから本厚木の稽古場で、肘を浮かせた状態での腕相撲や、正坐で胸の辺りを手で押してもらって前に崩す動き等々で検証したりしていた。だんだんと身体に感覚が馴染んできて、皮膚って偉大だなと思っているうちにまた次の感覚への旅が始まっていた。今考えると皮膚も立派な「層」。1番外に出ている「層」だから気付きやすかったのかもしれない。それと並行して、瑜伽(ヨガ)のアーサナをどういうスタンスでやったら良いかなと皮膚の感じを使ったり工夫していた。そんな中で鎌倉のお寺に行って坐禅をした時に、体が馴染んで行くのを感じた。結跏趺坐という少し難しい坐り方をしていた時に、痛くなりやすい脛の辺りが腿の内側に馴染んでいったのだ。間もなく、手も腿に馴染んで、地面に接地している部分は地面の馴染んで、背中は骨盤周りに馴染んで、首や頭は胴体に馴染んできた。これはヨガのシャバアーサナの感覚に近いと思い、そのまま坐っていた。シャバアーサナとはヨガの最後に行うポーズで(私の場合は途中途中挟む事もある)、動きで緊張(統一)させた心身を弛緩(放下)させて行くポーズ。体全身の力を抜いてリラックスしていくので、徐々に体の感覚が遠のいていく。意識はポカーンとしてただ見つめていく。そんなシャバアーサナの感覚と坐禅で坐った時の感覚が近かったのだ。シャバアーサナは仰向けで寝ているので、身体的な負荷があまりない。対して坐禅は「坐」の感覚がないと組んでいる足が痛くなり、その痛みに囚われやすい。その点シャバアーサナは痛みのような身体的な囚われは少ないが、寝落ちしやすい(笑)。もちろん疲れていたり、無理に起きてよう!という意識でいるくらいならそのまま寝てしまっても構わないが(一説にはシャバアーサナ数分で、数時間の睡眠効果があると言われる)。それぞれ今自分に合ったものをやればいいと思う。話が少し逸れてしまったような気がするが、その坐禅の時の馴染みの感覚もまた、「層」の感覚に繋がっているように思う。この馴染みは皮膚からもう少し深い部分の層を感じさせてくれた。その後の稽古で、相手に触れる時に水の球体をポワンと触れる感覚があるのに気付き、それが坐禅の時の馴染みの層かもしれないと腑に落ちた。この感覚が出てきてからは、以前よりも手の内や手の感触、触れる所の柔らかさの質が変わってきた。今の層はここまでだが、もっと深い部分の層があるような気がする。この辺は更なる身体の旅をして出会いたいと思う。体の芯まで層を感じられたらまた面白そうだ。2018.05.22 13:25